ももるるの韓国ドラマレビュー

大好きな韓国ドラマの感想を自由気ままに書いています※ネタバレあり※

韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」(2021)の感想

ヴィンチェンツォ



日本でも凄く人気があるドラマって聞いてて期待してたんだけど…私にはあんまりぐっと来なかった~。こんなに苦戦するとは想定外…。もうこれは個人的な趣向の問題なんだけど。でもドラマ自体は悪くなかったよ!!

 

あらすじはこちら。

ボスを失い、組織に裏切られたイタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)は韓国の地に降り立った。その目的は、古い雑居ビル「クムガ・プラザ」の地下に隠してある金塊を手に入れること。しかし、そのビルは大企業バベルグループの再開発計画のため取り壊されようとしていた。

 

ヴィンチェンツォは取り壊しを阻止するため、ビルの入居者代表で弁護士のホン・ユチョン(ユ・ジェミョン)に協力することに。しかし、ホン弁護士はヴィンチェンツォの目の前で殺されてしまう。

 

一方、ホン弁護士の娘で大手弁護士事務所「ウサン」に所属するホン・チャヨン(チョン・ヨビン)は、バベルグループの弁護人を務めていた。父の死にバベルグループの関与を疑ったチャヨンは、事務所を辞め、ヴィンチェンツォと共にバベルグループの不正を暴こうと決意する…

 

「悪魔を追い出すのは悪魔」

韓国社会を牛耳る巨悪を、悪党の手で裁いていくサスペンスコメディです。

 

韓国版マフィア、カサノ・ファミリー!?


さて、まず言いたいのは、このドラマは長いっ!1話80分以上あって20話あるから、1話40分強の日本のドラマに換算すると40話分くらいあるわけよ。撮影期間は8カ月間~!!普段から「韓ドラ時代劇見たいけど、全50話とか無理かも~」とか言ってる、忍耐力が微弱な私にとっては結構大変な視聴でした~。正直何度寝落ちしたかわからないw

 

テーマは凄く良いのよ!残酷で華麗なマフィアの世界をチラ見せしつつ、唐突にぶっこんで来るジュンギのコメディ演技はめっちゃウケるし、頭脳戦を駆使した法廷ドラマでありながらも、アクションシーン満載のサスペンスでもあり。さらにプラスして韓ドラならではの地域のおばちゃんおじちゃん大集合のすったもんだが満載で…。韓国ドラマの楽しさを全部ギュギュっと詰め込んだ感じ!?w

 

しかーし、如何せん長いっ!話がなかなか進まないっ!てゆうか、話が進んでないわけじゃなくて、むしろグイグイ進んでいくんだけど、大ボス戦に到達するまでに果てしない段階を踏んでいくので、全然終わりが見えない~!もうそろそろ終わりかな?と思ったらまだ10話とかで…嘘だろ、まだ半分!?ってなってしまったw

 

前半は弁護士っぽかったんだけど…

そもそもね、これ弁護士2人が主役なので、敵に裁判で勝つことが目的かと思うじゃん?でもそんなの大間違いさ~w中盤からはもう検察も判事も敵のグルになってて、裁判?ナニソレ意味あんの?みたくなってくる。で、ヴィンチェンツォ氏はマフィアなんだから、じゃあ敵を殺せば終わりかな?って思ったら、それも間違いw「単に殺すなんて祝福だ」とか言い出すわけよ(怖い~w)。とにかくなかなか殺さない~!そう…社会的地位を失墜させ失意の中でじわじわ殺すのが目的なの!おおお、怖いぞヴィンチェンツォ~!ww

 

優しそうな人なのに思いのほか残酷…

もうこのドラマ、どんだけ人が死ぬんだ!?っってくらいに人がバッタバタ殺されてって、死へのハードルがめっちゃ低いwさっきまで結構仲良くしてたのに急に殺したりとかして…みんなよくご飯が喉を通るよね~。悪人なら殺してもOK!という大前提で話が進んでいくので、そこはまあフィクションとして見るしかないかな?(てゆうか殺すのがアリなら、そもそもヴィンチェンツォを遠くからスナイパーに狙わせれば一瞬で話が終わったような気も…)

 

それからこのドラマ、別のドラマや映画のオマージュが満載。やっぱり一番目を引いたのは「トキメキ☆成均館スキャンダル」のヨリムが出てくるの!!髪が短髪だけど、ジュンギったら10年前と全然ビジュアルが変わってなくて可愛いwそれ以外にもオマージュてんこ盛りで韓ドラ好きにはたまらないかも!?

 

ヨリム…変わらない美しさね…

 

そんなこんなで、楽しめる要素が多いので、本当に面白い作品!!!

…なんだろうな

…そうは思ったんだけど

…私はハマれなかった~!!

 

えええ、私が「ヴィンチェンツォ」を楽しめなかった敗因は大きく分けて2つございます。

 

まずは1つめ。ソン・ジュンギって童顔だし女の子顔だしマフィアはさすがに似合わなくない?と思いつつ、でも「太陽の末裔」での大尉役だって最初違和感あったけどすぐに慣れたし、きっと大丈夫!と信じて見始めたのに、マフィア役は全然見慣れなかった~~~!!!

 

マフィアというよりサラリーマンのような…

なにより線が細すぎる~!イタリア製のピッチリスーツが、肩幅が狭くて線が細いのを強調していて、殺し屋を腕っぷしで倒す設定にはやや無理がない?ほんとにマフィアなの?うーん「太陽の末裔」のシジンはめっちゃかっこよかったんだけどなー。戦闘服だったから?

 

私のマフィアに対するイメージが崩壊…

そもそも…私の中のソン・ジュンギの魅力って、女性より綺麗な顔してて中性的で可愛らしいのに、実はちょっと悪い子~!(w)みたいなギャップが素敵って印象で(そうです個人の感想です)。なのにマフィアって…?私には可愛い系のマフィアにしか見えない。殺し合い?豚の血?えええ?…と最後まで納得いかず。

 

 

敗因の2つめは、サイドストーリーというか寸劇みたいのが長すぎる~!プラザの住人たちが超個性的で、それぞれにストーリーがあって、みなさん意外な一面があることが徐々に明らかになっていき、そこが面白いんだけど…。いや、分かるよ、面白いよ…。でもその話がいちいち長すぎる~!!

 

コーンサラダとか…こういうくだりが長いのよ…

少し前の韓国ドラマでよくあった強すぎるコメディ要素っていうのかな…。いや、それが韓ドラの魅力でもあるんだけど…。私はそこをごり押しされるのは正直ちょっと苦手で。おじちゃんおばちゃんのおふざけ戦闘シーンを延々スロー再生しなくていいし…ゾンビの練習したりとか…マーチングバンド呼んだりとか…メインストーリーと直接関係ない部分に予算と時間を使い過ぎて、私の集中力が途切れてちゃって、結果、寝落ちして視聴が進まなかった…

 

見てて思ったんだけど、このストレスって「愛の不時着」にも当てはまるのよ。この二つのドラマはそういう意味で似ている…?もしや「愛の不時着」にハマる人は「ヴィンチェンツォ」にもハマるのか?

 

 

あ、敗因は2つって書いたけど3つめをコッソリ追加…。ジュンギの髪がちょっと薄いっていうかなんていうか…オールバックはやめたほうがいい気がずっとしてた~。前髪さえ下ろしてれば相変わらずの可愛さなのに…!!

 

ずっと前髪下ろしててくれればいいのにw

オールバックが似合わないっていうのかな。しかもなんかフワァっとした昔のおじさんみたいなオールバックで、生え際や分け目が気になってドラマに…集中できない…!!

 

ふわっと7:3分けマフィア?

 

キム・ソンチョル演じるゲイの銀行頭取と遊園地デートしてた時の、ニットキャップ被ってるジュンギの毛量がMAX危なかったし!!!

 

この髪型は無理ぃぃぃ~!

12話くらいから、前髪を半分下ろすことにしたみたいで(「キム秘書はいったい、なぜ?」のヨンジュンの髪型ね)やった~!ようやく気が付いてくれたのね~!って(勝手に)ホッとしてたのに…、最後の方またオールバックに戻っちゃって!ムキィィw

 

半分下ろしてるのはかなり好き~w

彼はプライド高そうなイメージが勝手にあるんだけど、このドラマはジュンギのコメディシーンが多くって、プラザの人たちにもみくちゃにされてたりするのが可愛くて個人的にはツボでしたw私も参加したかったなあ(妄想)w

 

 

この人面白いのよw

弁護士ホン・チャヨンを演じてたチョン・ヨビン。登場シーンからいきなり歌って踊って、異才を放つ演技!ふざけてるシーンとキリっとしてるシーンの演じ分けが上手い。いつも淡々としてるヴィンチェンツォとは対照的に、感情の起伏が鮮明になってて、このドラマの中では演技が一番光ってたかも。

 

ジャケットがオーバーサイズのパンツスーツが多い


この役の衣装がローウエスト気味なのか足が短いのか?結構個性的なスタイルだったような。可愛くてスタイルが抜群で…みたいのじゃない人間的に魅せるタイプのこういうヒロインは好きだなあ。

 

チャヨンは最初から最後まで信じる道が一貫してブレないし、自分にも相手にも厳しく、他人に甘えない生き方がカッコ良かった!一応、ビンチェンツォの恋のお相手なんだけど、ドラマ中の恋愛要素はあまり無くて。泣き言は言わない強い女弁護士だから、たとえヴィンチェンツォいなくても1人で幸せになれそう~w

 

 

可愛い後輩と思わせてからの…豹変ぷりがスゴい

 

ジュヌ&ハンソク会長を演じたテギョンは、アイドルのイメージを一新して演技を頑張ってる!とは思ったけど…完全に役を乗りこなしているようには見えなかったかも。二重人格かつサイコパスだし前半と後半で人格も違うし、これホントめちゃくちゃ難しい役なので…誰がやっても微妙にはなりそうだけど。後半は結構良かったんだけどね、特に前半のジュヌの演技に違和感を感じてしまった。ただ演じるのは楽しそうな役だよねw

 

 

いつも虐められているイメージが…

弟のハンソ会長役だったクァク・ドンヨン。私が今まで彼を見たドラマはみんな「虐げられて心を壊した若者」みたいな役が多くって…「ドンヨン、またこういう役~!?」って思って見てたんだけど、後半になってめちゃくちゃ好感度上がる設定だったのでなんだか報われた気がしたよwこういう役に慣れてるせいか流石に上手いし!ジュンギとドンヨンはスケートが上手なので、アイスホッケーのシーンも楽しそうだったw

 

 

結構登場人物の多いドラマなんだけど、有名な人がかなり多くて、ちょい役なのに実力派の人がしっかり出てたりするのでかなり豪華だったな~!

 

相当力の入ったドラマだと思うので、話のタネに一度は見てもいいかも。とっても評判がいいのでハマる人はハマるはず(私はハマらなかったけど…ぴえん)

 

 

総合評価 81点 (とにかく長かった!最後は根性で見終わったぜ!)

 

 

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